山椒ゴリゴリ火鍋
自称火鍋ウォッチャーのまこてぃです。
半年ほど前にオープンした、新しい麻辣火鍋店にまだ行っていなかったので
先日満を持して突撃してきました!
店舗名:青花驕(qinghuajiao)
台北市中山北路一段137號
中山駅から徒歩3分ほど。モダンチャイナっぽい外観および内装の洗練されたお洒落なお店です。
ここの火鍋の特徴は店名にもなっている青花椒。
普通の火鍋は乾燥した花山椒が使われているのですが、ここは生の花山椒(しかも中国の辛いものの本場重慶産)をその場でお客さんがゴリゴリすりつぶしてお鍋に投入する仕組みです。ステキなDIY体験ではないですか。
很特別~!
オープン当初から台湾人ブロガーによるお店の特集記事をチェックして予習はバッチリ!ゴリゴリするぞ〜
店内はこんな感じです。
真ん中にあるのはご飯+ソーススペース。さっぱりした醤油ベースのソースは
脂っこい麻辣鍋によくあいます。
このブルーとグレイのコントラスト!すき!
台湾お店にこんな可愛い盆栽があるのも珍しい。記念にパチリ。
予約していたのもあり、スムーズに着席できました。
この日のメンバーの中に1人海鮮アレルギーがいたため、つみれ等が頼めなかったけれど適当に数品注文。鍋を待ちます。
山椒はもう標準装備としてテーブルにセットしてあるので注文してすぐ、ゴリゴリタイムスタート。
店員さんいわく、出来るだけ殻の中から身を出すような感じで擦ってね、とのこと。
とりあえず優しく殻の中から身をこんにちはさせる作戦でひたすらすります。
グリンピースより少しにごったグリーン。
乾燥させていない山椒に対面する機会は滅多に無いので丁寧に丁寧に。
丁寧にすっていたら鍋到着!
鼎王のような三脚式。
ここで店員さんに山椒ちゃんとすれた?見せて?と言われたのでドヤっと成果を見せたところ、
「あ〜。。。。。」
と言われる。
え?私間違っていた?なんかやらかした?とドキドキしていたら店員さんによるすごい勢いの高速ゴリゴリが始まりました。
山椒のことを思うあまり全然ゴリゴリできていなかったようです。反省。
店員さんにより粉々になった山椒をいれて火鍋スタート!
どんどん入れますよ。
豆乳に浸して食べることでおなじみの油條。火鍋にも欠かせないです。
赤い鍋に入れて、半分柔らか、半分硬いくらいのところで食べるのがおススメ。
ただ、ぐしゃぐしゃになるまで煮込む派の人もいるので完全にお好みです。
メインの肉もキタ〜!
さしの入り方がなんとも芸術的ですね。ジューシーでした。
エビ団子が食べたかったけど海鮮アレルギーボーイがいたので牛肉団子。
絶対エビ団子の方が美味しい。。。
左側が牛、右側が豚肉です!
バラの形になっているのは「豚バラです〜HAHAHA」と言いたいところですが豚トロでした。残念。
続いてきたのがこちら!
エリンギ!
収穫されていないエリンギ!
これはなんとはさみでちょきちょきして鍋に投入します。
私が代表でちょきちょきしましたが、(お誕生席に座っていたのが間違いだった。)肉厚の棒状のものをはさみでちょん切るのはえもいわれぬ感触です。
切り終わった後の切り株にはまだ菌がのこっているので持ち帰って栽培もできるそうです。店員さんに聞かれましたがワンルームの家にキノコが生えててもシュールなだけなので丁重にお断りしました。
お味の方ですが、麻辣の方が、、、山椒の匂いがわからない!!!メニューに香り高くなるとか色々書いてあったけれど本当にわからない。たしかに山椒の味で舌が少しビリビリ(麻)するけれど、香り高さまでは感じられませんでした。。。
もし山椒のパンチの効いたビリビリ系の火鍋が食べたいという方には老四川をお勧めします。あそこは本当に山椒のビリビリが強く、食べ終わる頃には舌が麻痺します。台湾人の友人何人かで行きましたが何人か途中でリタイアするきつさでした。
まさに麻辣。
私はお誕生席にいて白い方の酸菜鍋(前回の記事に書いたすっぱい白菜の鍋)はあまり食べられませんでしたが、特に特筆することもない、そこそこ美味しい酸菜鍋でした。ちなみにこちらは酸っぱさを強調するためのお酢等は一切入れず、白菜の漬物の酸っぱさだけで勝負しているそうな。(ブロガーの記事で読んだ)
酸菜鍋は脂肪を分解してくれるので、麻辣鍋と酸菜鍋を交互に楽しむのが良さそうです。
あ、あと食後にはアイスが出てきます!これは嬉しかった。
まとめますと
・清潔感あふれるお洒落な店内で
・辛さがマイルドな火鍋を
・4人くらいで食べたいな
という場合と
・無老鍋の中山店の予約が取れなかった。
という時におすすめです。